WHO必須医薬品リスト2025年度版にGLP-1が含まれる

世界保健機関(WHO)は、2025年9月5日、2025年WHO必須医薬品モデルリスト第24版を公開した。

必須医薬品(Essential Medicines:EML)とは、ある集団の優先的な医療ニーズを満たすものとされる。疾病の流行と公衆衛生上の関連性、有効性と安全性のエビデンス、費用対効果の比較に十分配慮して選択される。これらの医薬品は、適切な剤形、保証された品質、個人と医療制度が負担できる価格で、常に機能する医療制度で入手できることを目的としている。また、WHOの「必須医薬品モデルリスト」と「小児用必須医薬品モデルリスト」は2年ごとに更新・公表され、各国または地域の当局が、各国の必須医薬品リストを作成・更新する際に、地域の優先事項や治療ガイドラインに従って採用または適応するための指針として意図されている。

  • Medicine: Semaglutide (with dulaglutide, liraglutide and tirzepatide as therapeutic alternatives)
  • Indication: Type 2 diabetes in people with established cardiovascular or chronic kidney disease, and with obesity

 

(安定確保医薬品選定に「WHO必須医薬品」を参考としたが、GLP-1作動薬を案て確保医薬品に追加しなくてよいのか?(追加の必要なし)
そもそも厚労省は、安定確保医薬品と必須医薬品との違いも理解できていないが。ただし、WHO必須医薬品リストに含まれると、世界的な需要拡大による供給不足リスクが高まる。それも、厚労省はわかってない。)

 

ニュースソース

2025年9月6日
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