ブルームバーグ、2025年4月29日、中国当局は一部の国有製薬会社に対し、医薬品と製造原料で米国への依存度引き下げを検討するよう要請したと伝えた。医薬品の供給を脅かすような米国とのデカップリング(切り離し)がある事態に、中国は備えているとする。
医療機器に加え、中国の病院は米国製の試薬や医薬品、検査や治療などに使用する医療用消耗品も購入している。製薬会社は臨床研究などに使用する抗体や培養基、充てん剤なども米国から調達しており、血漿(けっしょう)やアルブミンなどの血液製剤も中国は米国から輸入しているとされる。
(坂巻コメント:これにより、中国からの原薬等の供給量に影響が生ずることがないかどうか)
ニュースソース
Bloomberg News 中国、製薬会社と病院に米国製品の代替検討要請-国産や日本製などで(2025年4月29日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-04-29/SVH4UWDWX2PS00
2025年4月30日