米国、梅毒と淋病の新規患者が減少し、STDの流行が鈍化

2024年11月12日のAP通信によると、11月12日に発表された連邦政府のデータによれば、昨年、米国における梅毒の流行は劇的に減速し、淋病の症例は減少し、クラミジアの症例は流行前のレベルを下回ったままであったとのこと。梅毒、淋病、クラミジアの240万件以上の症例が診断・報告され、クラミジアは160万件、淋病は60万件、梅毒は20万9000件以上。梅毒の最も感染力の強い段階の症例は、前年から10%減少し、20年以上ぶりの大幅な減少となった。 淋病の症例は7%減少し、2年連続の減少となり、2019年の症例数を下回った。

米国では、梅毒の急増により、2024年1月にフランス製抗生物質の緊急承認を行っている。2024年11月15日現在、FDAのDrug Shortageサイトでアンピシリンについての供給不足は報告されていない(3月4日サンド製品の中止Discontinuationが示されている)。

 

ニュースソース

STD epidemic slows as new syphilis and gonorrhea cases fall in U.S.
https://www.statnews.com/2024/11/12/std-rates-syphilis-and-gonorrhea-cases-fall-in-u-s/?utm_campaign=daily_recap&utm_medium=email&_hse%E2%80%A6

2024年11月15日
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