ベルギーワロン地域:バイオ医薬成長の物語

Science、2026年2月26日スポンサード記事(インタビュー)。ベルギー南部ワロン地域(Wallonia)が、長期的な政策支援と産業集積により欧州の主要バイオ医薬品研究・製造拠点へと成長していることを紹介している。
(ワロン地域は、ベルギーの連邦構成主体である3つの地域のうち、国土の南半分を占める地域。首府はナミュール。)

ベルギーの仏語圏であるワロン地域は、約20年前から生命科学分野への投資を戦略的に進めてきた。政府支援の下でGlaxoSmithKline:GSK、Baxter、UCBなどの企業が成長し、それを基盤に中小バイオ企業を含む産業エコシステムが形成された。

現在、ベルギーは人口約1100万人の国でありながら、バイオ医薬品産業に年間約60億ユーロが投資されている。政府は研究開発企業に対し、公的資金支援や助成金、税制優遇などを提供しており、数ユーロ規模の支援から数百万ユーロ規模まで幅広い資金調達を可能にしている。

近年は研究インフラ整備も進み、科学パークへの投資により10万平方メートル以上の研究施設が新規企業向けに提供可能となった。また2026年には約2500万ユーロを投じたEUバイオテックキャンパス(EU Biotech Campus)が開設され、欧州および世界から研究人材を誘致する拠点となることが期待されている。

さらにベルギーは臨床試験の実施能力でも強みを持ち、人口当たりでは欧州でデンマークに次ぐ第2位の臨床試験実施国である。病院ネットワークや専門サービス企業が密集しているため、初期研究から臨床検証まで迅速に進められる環境が整っている。

加えて、ワロン地域はロンドン、パリ、アムステルダムなど欧州主要都市に2時間以内でアクセス可能という地理的利点を持ち、生活費も大都市より大幅に低い。こうした要素が、研究者や企業にとって魅力的なバイオ医薬品拠点としての競争力を高めている。

 

ワロン地域でのライフサイエンス事業設立に関する詳細情報は、investinwallonia.be/nordicsをご覧ください。

 

ニュースソース

Science: Wallonia: A story of biopharma growth.
https://www.science.org/content/article/wallonia-story-biopharma-growth?utm_medium=email&utm_source=publishing-sfmc&utm_campaign=awex_naesa&utm_content=custompubs2026&utm_id=recLsxCmlTbVk6Pyg&et_rid=79567821&et_cid=5898563

 

 

2026年3月11日
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