【論文】看護師のバイオシミラーに関する知識と態度評価(スペインの研究)

Healthcare (Basel)、2026年2月19日公開論文。スペインにおける看護師のバイオシミラーに関する知識と態度を全国規模で調査し、知識水準と信頼度の決定要因を分析した研究。

バイオシミラーの適切な使用と患者アドヒアランス向上には、看護師の十分な知識が不可欠である。本研究は2024年5〜6月に実施されたオンライン調査により、402名の看護師の知識水準と態度を評価した。

回答者の63.7%が「少なくとも基礎的知識がある」と回答したが、知識水準にはばらつきがみられた。製薬企業主導の研修へのアクセスは、知識向上と強く関連しており(OR = 11.256)、最も影響力の大きい修正可能因子とされた。一方、勤務先でのバイオシミラー使用状況を把握していないことは、知識不足と関連していた(OR = 0.176)。知識水準が高いほど、安全性・有効性への信頼も有意に高く(OR 3.823–14.594)、実際にバイオシミラーを扱う部署や病院外来部門勤務者でも信頼度が高かった。

結論として、スペインの看護師は概ね基礎的知識を有するが、さらなる教育機会拡充が必要であり、製薬企業との連携強化が知識向上と患者支援の質改善に寄与する可能性が示された。

 

ニュースソース

Silvia Domínguez-Fernández (Villa de Vallecas Community Health Center, Madrid, Spain.), et al.: Assessing Nurses’ Knowledge and Attitudes Towards Biosimilars: Results from a National Survey.
Healthcare (Basel). 2026 Feb 19;14(4):524. doi: 10.3390/healthcare14040524. (オープンアクセス)

2026年3月3日
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