Korea Biomedical Review(KBR)、2026年2月6日記事。CDMOモデルで拡大するサムスン・バイオロジクス(Samsung Biologics)と、バイオシミラー主導で成長するセルトリオン(Celltrion)がともに営業利益1兆ウォン超を達成、米国展開を加速していることを報じている。
2025年、韓国バイオ医薬品業界で歴史的な業績が生まれた。サムスン・バイオロジクスは売上4.56兆ウォン、営業利益2.07兆ウォンを記録し、韓国バイオ企業として初めて営業利益2兆ウォンを突破した。一方、セルトリオンも売上4.16兆ウォン、営業利益1.17兆ウォンと初の1兆ウォン超を達成した。
両社は同じ「兆ウォン」水準に到達したが、成長モデルは対照的である。サムスンは医薬品受託開発製造(Contract Development and Manufacturing Organization:CDMO)事業を軸に高稼働率と長期契約を積み上げ、年間受注6兆ウォン、累積受注31兆ウォン超という規模拡大で利益率を高めた。
一方セルトリオンは、バイオシミラーの新製品比率が売上の54%に達するなど製品構成の高度化で収益性を改善。2023年の統合後のコスト構造改善も寄与した。
両社は得た利益を米国拡大に投資している。セルトリオンはニュージャージー州Branchburg工場を取得・拡張し、自社供給と受託製造基盤を強化。さらにイーライリリー(Eli Lilly)向け供給契約(約6,787億ウォン)を締結した。サムスンはグラクソ・スミスクライン(GlaxoSmithKline:GSK)のRockville施設取得を進め、韓国松島拠点の第5工場稼働とあわせて米韓両軸で能力増強を図る。
ニュースソース
Korea Biomedical Review: Korea’s biopharma giants hit trillion-won profits as most drugmakers stay in the hundreds of billions. (by Kim Ji-hye, 2026.02.06)
https://www.koreabiomed.com/news/articleView.html?idxno=30572