トランプ大統領は、自身の政権が新たに開設した「TrumpRx」が2026年2月6日スタートした1)。
しかし、多くの米国メディアは、「サイト上のほとんどの薬はすでに保険で広くカバーされており、一部は競合メーカーから安価なジェネリックとして入手可能で、多くの消費者がTrumpRxを使って節約できる可能性は低い」とする論調を示しているようだ。
STATは、具体的な平均Trump価格と平均的なジェネリック価格、またそれらによる節約予想額を示したうえで、
TrumpRxは医薬品を直接販売するサイトではなく、保険を使わない現金払い価格(cash price)を表示し、購入先へ誘導する仕組みである。割引率は薬価(list price)との比較で大きく見えるが、ジェネリックとの比較はされていないため、実際の「最安」判断を誤らせる可能性がある。
さらに、現金払いで購入した場合、自己負担額は免責額(deductible)や自己負担上限(out-of-pocket maximum)に算入されない。そのため、長期的には保険を使った方が安くなる患者も多い。加えて、メディケアやメディケイド(Medicare / Medicaid)加入者は割引対象外となるケースもある、と批判的にまとめている。
ニュースソース
- TrumpRx: https://trumprx.gov/
- STAT: TrumpRx claims to offer the lowest prices. But many drugs have cheaper generics. (By John Wilkerson, J. Emory Parker, Chelsea Cirruzzo, Elaine Chen, and Daniel PayneFeb. 6, 2026)
https://www.statnews.com/2026/02/06/trumprx-discount-drug-website-undercut-by-cheaper-generics/?utm_campaign=breaking_news&utm_medi%E2%80%A6
2026年2月10日