厚労省関係者が著者の論文。厚労省もPMDAも、関係者が執筆した論文の大半は非公開（有料アクセス）論文だが、「ドラッグロス/ラグ」を軽減するために日本の制度を知ってもらうことを目的とするなら、オープンアクセスにすべきと思われるが。。
アブストラクトの要約：「米国は企業が価格を自由に設定する市場型、日本は国が薬価を決める公的制度で、米国の薬価は日本の約3.2倍と大きな差がある。高薬価の米国では新薬の投入が早い一方、日本では参入遅延が課題となってきた。これを改善するため日本は2024年に「迅速導入加算」を導入し、価格差を縮めて早期上市を促す制度改革を進めている。」
ニュースソース
Kento Takamura, et al. : Overview of the Japanese Rapid Introduction Premium as a drug pricing framework to enhance patient access to innovative drugs.
Health Econ Rev. 2025 Nov 27. doi: 10.1186/s13561-025-00705-9. Online ahead of print.
2025年12月2日