英国NICEは、AI搭載大腸内視鏡の使用を推奨

英国国立医療技術評価機構(National Institute for Health and Clinical Excellence:NICE)は、2025年11月20日、大腸検査時に「第二の目second pair of eyes」として機能する5つのスマート技術smart technologiesの使用を条件付きで推奨したことを発表した。

大腸内視鏡検査(腸内を観察するカメラ検査)を受ける患者は、医師がポリープと呼ばれる小さな腫瘍をより容易に発見するのを支援する最先端の人工知能(AI)技術の恩恵を受けられる可能性がある。NICEの独立諮問委員会は、今後4年間でさらなる証拠を収集し、その完全な利点を理解する間、5つのAI技術をNHSで使用できる。推奨された五つの技術は以下の通り。

  • CAD EYE
  • ENDO-AID
  • EndoScreener
  • GI Genius
  • MAGENTIQ-COLO

これらのAIツールは大腸内視鏡検査中のライブ映像を監視し、数千枚の画像を学習することでポリープの検出を習得した。ソフトウェアがポリープを検知すると、医師にその領域を警告する。NICEは、「これは、見落としがちな異常を監視する追加の目を持つようなものだ」という。

(坂巻コメント:優秀なAIを「育てる」ためには、質の高い情報が千種記されていることが重要。これは新薬開発におけるAI利用にも言えること。日本では医療情報の蓄積も競争力があるとは言えない。)

 

ニュースソース

National Institute for Health and Clinical Excellence: New AI tools could help save lives by spotting warning signs of bowel cancer earlier.
https://www.nice.org.uk/news/articles/new-ai-tools-could-help-save-lives-by-spotting-warning-signs-of-bowel-cancer-earlier

 

2025年11月28日
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