STAT、2025年10月30日記事によると、リリーのtirzepatide（2型糖尿病治療薬「Mounjaro」、肥満治療薬「Zepbound」として販売）の第3四半期売上高は101億ドルに達し、年初来売上高は248億ドルとなったとする。
一方、これまで趣意であったメルクのがん免疫療法薬Keytrudaの第3四半期の売上高が81億ドル、累計売上高は233億ドルとなり、チルゼパチド2製品の合計がキイトルーダを抜いたことになる。
記事では、GLP-1系薬剤への需要の高さと市場競争の激しさを、この急速な主導権交代が浮き彫りにしている。ノボノルディスクが効果の高いオゼンピックとウェゴビーで先行して市場投入したにもかかわらず、リリーが開発した薬剤はより大きな減量効果をもたらす可能性があり、現在ではノボノルディスクを凌駕したと広く見られているとしている。
ニュースソース
STAT: Eli Lilly’s weight loss and diabetes drug tops Keytruda as world’s best-selling medicine.( By Elaine ChenOct. 30, 2025)
https://www.statnews.com/2025/10/30/eli-lilly-zepbound-mounjaro-bestselling-obesity-drug/?utm_campaign=daily_recap&utm_medium=email&_hsenc=p2ANqtz-9VBbqpnk9dijf-VegqcH9la24tGUuWU0GJYIqt2f3yY8DCEW2DXe-mnSePuWFptmnq-XcIT6pqI_wv4cRGEPcJ0IyNr2Cfi7OwhdNLF7HXjCGeq24&_hsmi=387689725&utm_content=387689725&utm_source=hs_email