アストラゼネカ、トランプ大統領と薬価協定を締結

2025年10月10日、トランプ大統領は、米国の薬価を他国と同水準にするという計画を実現するため、アストラゼネカ(AZ)と薬価協定を結んだと発表した。

協定では、米国のメディケイド・プログラムに他の主要先進国と同水準の薬価(いわゆる最恵国価格)で新薬を発売することに同意する一方、米国はAZに対し、国家安全保障に関連する医薬品の関税について3年間の猶予を与え、AZが米国で販売するすべての医薬品を米国内で製造する時間を与えることとしている。

トランプ大統領の新しい直接購入サイトTrumpRx.govを通じて、喘息治療薬Airsupra、COPD治療薬BevespiとBreztri、糖尿病治療薬Farxigaなど、プライマリケア薬の一部を提供する。同社は先月、これらの医薬品の一部を販売するため、独自の消費者直販プラットフォームを立ち上げたとする。

 

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ニュースソース

2025年10月14日
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