英国のジェネリック・バイオシミラー業界団体BGMAが名称を「Medicines UK」に名称を変更

British Generic Manufacturers Association(BGMA)は、2025年5月1日付で「Medicines UK(メディシンズUK)」に名称を変更した。この名称変更は、ジェネリック医薬品およびバイオシミラーが英国の医療制度、特にNHS(国民保健サービス)において果たす重要な役割をより明確に反映するために行われた。

新名称「Medicines UK」は、ジェネリックおよびバイオシミラー医薬品がNHSで処方される薬の約80%を占め、年間180億ポンド以上のコスト削減に貢献しているという現実を強調している。この変更により、業界の使命である「より持続可能で費用対効果の高い医薬品供給」を推進し、患者のアクセス向上を目指す姿勢が明確に示されている。

また、Medicines UKの中にバイオシミラーに特化したMedicines UKの専門家グループとして「 British Biosimilars Association:BBA」が設置されている。

(坂巻コメント:2018年の日本ジェネリック製薬協会のニュースレターに「日本ジェネリック製薬協会、名称を変更しませんか?」というエッセイを寄稿したことがあるが、今もなお、バイオシミラーを扱わず、使命感もない日本の業界はJGAのままでよい。)
JGA-NEWS2018年124号_坂巻:日本ジェネリック製薬協会、名称を変更しませんか?

2025年5月3日
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