行政や企業の対応などへの意見(2025年3月31日~4月14日)

QQ1. 医薬品不足の現状や行政や企業の対応などへのご意見など自由にお書きください(自由回答)
小さい薬局では数か月に1回しか注文しない物も多い。そういうものは出荷調整だと絶対に入ってこない。せめて順番順に最小包装を回して欲しい。
ここまで医薬品の供給が混乱しているときに、薬価改正がありその中で先発品が割安になり後発加算が外れるなど、無駄な仕事と労力が増えるだけで働き方改革はどこにいったのかと言いたくなるような状況があります。制度上と予算の兼ね合いはわかりますが、先発と後発の価格をどういつにすることで、齟齬がうまれなくなるような制度設計はできないのでしょうか?
医療費抑制政策の名のもとに薬価を一方的に引き下げる制度により、製薬会社が医薬品を作る採算が合わず、次々と製造を縮小や販売中止している。それが2019年の小林化工の事故を発端とした長期に渡る医薬品供給不足につながっている。それなのにも関わらず、国はこうした事実を知っているのに目をつぶり、選定療養制度という複雑な制度を開始し、医薬製造に必要な必要最低限の薬価維持に後ろ向きだ。これでは日本から海外の製薬メーカーが撤退し、今以上に深刻な医薬品不足に陥る。薬価引き下げありきの医薬行政を改めよ。
薬価が逆転知ることがないようにしてもらいたい。同額まで。
行政もしっかりと国民に医薬品の不足ならびに日数調整等の協力を告知して欲しい。
抗生物質の流通状況は今も壊滅的だ。そんな中、再び中間改定がなされた。国民皆保険制度がある以上、薬の流通ならびに供給管理は国も本腰で取り組むべきだ。一連の問題を現場のせいにするな。
需要があるにもかかわらず、採算性の観点から増産を行わないような医薬品は早急に薬価収載から削除していただきたい。収載されている以上、処方も行われるが、調剤が行えなければ国民の健康増進に寄与できない。そのような企業は、早急に市場から退場していただきたい。
厚労省の医療用医薬品供給状況で通常出荷になっているのに、発注するとメーカー出荷調整といわれて納品されない物があり困る。
抗生物質は特に薬局と卸業者間の過去のやり取り有無や近隣の処方元からの処方有無によって入手可否が大きく、小児の患者や症状によっては処方変更を医師に求めても認められず、これとばかりは融通が利かない。
耐性菌発生防止に加え、安定供給に必要な製薬メーカーへの金銭的な支援を充実させよ。今の薬機法の改正案だけでは責任者の設置とその責任の明確化にしか言及しておらず、何ら根本的な解決にならない。
出荷調整や納品がない場合でもメーカー側からは文書以外での説明が一切なく、それは営業担当を呼んで状況を説明してもらうしかありません。
また、処方医は出したい薬を漫然と長期で処方することがあり、過去には「他の薬局から買ってでも調剤しろ。」と抗議も受けたことがあります。いくら薬が出回っていないとしても聞き入れない医師もいます。
また、この報告がどのように医薬品の流通における現状に反映されるのか、ただ報告されたのを公開して終わりなのか、もう少し目的を明確化し実行力あるものにして頂きたいです。そうでないとサンプルとなる情報を提供して頂ける薬局さんが増えないと思います。
2025年4月15日
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