【論文】GLP-1受容体作動薬は関節炎や膵炎のリスクを高める

Nature Medicine誌2025年1月20日掲載の論文。

研究者は、約3年半にわたって、GLP-1薬を使用している20万人以上の糖尿病患者と、他の血糖降下薬を使用している約170万人の糖尿病患者について、175の健康状態を追跡した。その結果、他の糖尿病治療薬と比較して、GLP-1薬は心臓病、脳卒中、腎臓病など数十の疾患のリスクを低下させた。 また、精神病性障害のリスクを18%、アルツハイマー病のリスクを12%、中毒性障害のリスクを平均13%低下させた。一方で、これらの 薬剤は関節炎のリスクを11%増加させ、膵炎のリスクを146%増加させることと関連していた。

 

ニュースソース

Nature:Obesity drugs: huge study highlights new health risks.( By Giorgia Guglielmi , NEWS 20 January 2025)

https://www.nature.com/articles/d41586-025-00173-5?utm_source=Live+Audience&utm_campaign=43960926ef-nature-briefing-daily-20250121&utm_medium=email&utm_term=0_b27a691814-43960926ef-499009201

 

 

2025年1月22日
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